こんにちは！
薬剤師で主婦のふぁむです。
『トレチノイン・ハイドロキノン療法』を試してみたいけど、
- 美容皮膚科などの病院・クリニックを受診して治療するか？
- 薬剤を個人輸入してセルフで治療するか？
どちらにしようか、悩んでいる方はいらっしゃいませんか？
今回はそれぞれのメリット、デメリットについて比較しながら、薬剤師の視点でどちらをおすすめするかを解説したいと思います。
『トレチノイン・ハイドロキノン療法』が気になっている方はぜひ、ご参考にどうぞ！
結論
先に薬剤師としての私の結論を言うと・・・
効果と安全性を重視するなら、病院受診しての治療がおすすめ！
専門知識がない方のセルフ療法はおすすめしません。
理由について両者を比較しながら解説していきますね。
「費用」、「時間」、「効果」、「安全面」で比較
病院受診する場合とセルフ療法の場合を「費用」、「時間」、「効果」、「安全性」の面で比較してみました。
| 病院受診 | セルフ | |
| 費用 | △ | ○ |
| 時間 | △ | ○ |
| 効果 | ◎ | △～○ |
| 安全性 | ◎ | △ |
費用の比較
費用の面で比較すると、セルフ療法のほうが安く治療ができる可能性が高いです。
トレチノイン・ハイドロキノンは国内未承認の医薬品であるため、保険適応はありません。
なので、治療にかかる費用は病院を受診してもすべて自己負担（自費）となります。
薬剤を個人輸入してセルフ療法を行う場合は薬剤費のみで済みますが、
病院受診の場合は薬剤費だけでなく、診察料や処方箋料などの費用もかかります。
※料金は医療機関が自由に設定できるので、病院によって異なります。
時間の比較
時間の面で比較すると、セルフ療法のほうが受診する手間がないため、多少優位かと思います。
病院を受診する場合は定期的な受診が必要になります。
ただ、最近はオンライン診療できる美容皮膚科などもあるため、受診する手間をなるべく軽くしたい方は活用してみてはいかがでしょうか。
セルフ療法の場合でも薬剤を海外から個人輸入するのに多少時間がかかります。
ちなみに私は個人輸入代行サイトを利用して薬剤を購入しましたが、注文してから届くまでに約1カ月ほどかかりました。
今すぐに治療を始めたい方は病院を受診したほうが即日に薬剤が手に入るため、早く始めることができると思います。
効果を比較
効果の面で比較すると、病院受診するほうが優位です。
病院受診の場合、悩みや症状に合わせた治療法を提案してくれます。
シミにも種類があり、中にはトレチノイン・ハイドロキノン療法が有効でないシミもあります。
医療機関であれば、レーザー治療などの治療法もあり、治療の幅が広がります。
トレチノイン・ハイドロキノン療法を成功させるためには、薬剤を適切に使用することが大切です。
薬剤の適切な濃度や使用方法などの正しい知識がない状態でセルフ療法してしまうと、失敗したり、思わぬ副作用が出たりする可能性があります。
安全性を比較
安全性の面で比較すると、病院受診するほうが優位です。
薬剤を個人輸入する場合、どの薬剤を購入するかの選択が難しいです。
薬剤が偽物である可能性や違法性のあるサイトから購入してしまうリスクなどもあります。
また、セルフで治療をしていると皮膚に何か反応があった際に、この反応が「治療過程での反応なのか？」、「副作用なのか？」の判断が難しいです。
それにより、薬剤の使用を継続するかどうかの判断が困難になり、治療が失敗したり、副作用の症状が悪化するリスクがあります。
病院受診の場合はそのようなリスクを回避できます。
副作用が出てしまった時の対処もしやすいです。
メリット・デメリットのまとめ
病院受診する場合のメリット・デメリット
メリット
デメリット
セルフ療法の場合のメリット・デメリット
メリット
デメリット
まとめ
いかがでしたか？
今回はトレチノイン・ハイドロキノン療法を行う際に「病院受診するか？」、「セルフ療法を行うか？」についてそれぞれのメリットとデメリットを比較してみました。
薬剤師としての私の意見としては、
効果と安全性を重視するなら、病院受診しての治療がおすすめ！
専門知識がない方のセルフ療法はおすすめしません。
となりますが、諸事情によりセルフ療法をどうしてもしたい方もいらっしゃると思います。
薬剤を個人輸入することは違法ではありませんが、それなりにリスクもあることを理解しておきましょう。
最近はオンライン診療できる美容皮膚科などもありますので、活用してみてはいかがでしょうか。
以上、ふぁむでした！
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